iPhoneのアプリが使えない

携帯電話契約をauからPOVOに変える場合、キャリアメールは使えなくなります。
iPhoneはApple IDを設定しないと使えませんが、T様はキャリアメールで設定されていました。
POVOにされた時に新しいApple IDを作成されて設定されたところ、旧Apple IDでインストールしたアプリにアクセスできなくなりました。

①キャリアメール(~@ezweb.ne.jp)をAppleIDに使っていた。
②POVOに変えるとキャリアメール(~@ezweb.ne.jp)が使えなくなるのでGmailアカウントを作ってAppleIDに設定した。
③iPhone上のアプリを使う際にキャリアメールの旧AppleIDの二段階認証が求められるがキャリアメール(~@ezweb.ne.jp)がなければメールを受け取れないためログインできない。もう一つの手段である”秘密の質問”への回答も不明なため、アプリがつかえないようになった。

その結果[旧Apple IDで契約しているサブスクリプション(継続課金)が止められない]状態になっている(最終的に、Appleアカウントでのサブスクリプションではなかったのですが、この時点ではわかりませんでした。)

お客様と一緒にAppleのサポートに連絡しました。

Appleのお問い合わせページ

iPhoneを使っておられるので、アップルのサポートページにログインしていただきAppleからサポート電話を掛けてもらいました。

Apple IDは、2段階認証が受け取れず、秘密の質問の回答を忘れた場合はログイン不可

サポート担当者も色々と確認してくれたのですが、「2段階認証が受け取れず、また秘密の質問の回答がわからない場合は内部のデータを取り出せません」とのことでした。ただ「請求書などの情報(Apple名義で引き落とされている情報)があればそちらからサブスクリプションの情報を辿って止めることは可能かもしれない」とのこと。

お客様が記憶を頼りに請求書について考えられたところ、Apple名義の引き落としはないということでした。
つまり、Appleのサブスクリプション契約は存在しないことがわかり、一歩前進しました。

アプリが使えない理由

アプリが使えない件についても教えてもらいました。
そこで分かった仕様は[iPhoneのアプリはインストールした時点のApple IDに紐づく]でした。

仮に、旧:123@icloud.comでアプリをインストールしていたとして、新:456@icloud.comでiPhoneをアクティベート(iPhone本体のApple ID設定)した場合は使えない使うためには ※こちらの方法→ 旧:123@icloud.comでのアプリのアクティベート(IDとPassを確認入力して設定)が必要、という事です。

お客様は※ができなかった為にアプリが使えませんでした。

一番簡単な方法は旧Apple IDに紐づいたアプリを一度iPhone上から削除して、再度同じアプリをインストールすると無事に使うことができるようになりました。


auからPOVOにしたらキャリアメールは使えなくなる

au→POVO、docomo→ahamo、softbank→LINEMO、これらの変更はキャリアメール(~@docomo.ne.jpなど)が使えなくなります。
比較的年配の方がキャリアメールをメインのメールアドレスとして使っている傾向があると思っています。
問題が発生しやすいのが、このようなキャリアメールを何かのWEBサービスの”アカウントのID”として利用されている場合、そのメールアドレスが使えなくなった時点でWEBサービスが使えなくなってしまう場合があります。

そのような状況を防ぐため作るのが無料で通信会社にかかわらず利用できる、端末に設定しやすいGmailアカウントやiCloudアカウントをメインで使う方が多くなっています。

無料で作れるメールはかつては”フリーメール”と呼ばれて信用が低いとも言われていましたが、最近はメールアドレス作成時点で電話番号の登録が求められるなど本人確認度合いが高くなっています。

WEBサービス、ITサービスのログインの仕組み

昨今のインターネットは何かのサービスにログインする場合下記のような手順を踏むようになってきました。


① ログインIDを入れる → メールアドレスの場合が多い
② パスワードを入れる 

③ 2段階認証としてメールが送られる(※1 電話番号を登録した場合はショートメールメッセージが入る)
④ メール・メッセージに書かれた数字等を入力してサービスにログインする。


インターネットが広がっていく当初は多くのサービスが①と②でログイン管理をしていたように思うのですが、ごく最近は2段階認証を導入するサービスが増えました。その理由としては、不正なログインを行う手法が広まった事があります。簡単なパスワードやセキュリティのゆるいサイトはすぐにクラッキングされます。

それを防ぐ方法として2段階認証が広くつかわれるようになりました。

① ログインする → ② 登録されたメールアドレスにメッセージを送って本当に本人かどうか確認する。

もし何かのサービスでログインIDのを作成された際は、ID・パスワードを控えるとともに、電話番号が設定できるならしておいた方が良い場合があります。パスワードがわからなくなった場合の本人認証はメールアドレスより電話番号の方が優先されていると思っています。

[アカウント]の違い、IDとパスワード管理の仕方

インターネットを利用するとたくさんの[アカウント]を作ることになります。

Googleの[アカウント]、Appleの[アカウント](=Apple ID)、Yahooの[アカウント]... これらすべてにそれぞれIDとパスワードが必要で管理していかないといけません。

インターネットを使いにくく感じられる8割は[IDとパスワード管理]のわずらわしさとその種類の多さでしょう。まずはノートや手帳に細かく書いて忘れないようにする方法で始められると良いかもしれません。

だんだん慣れてくると便利な方法が色々あります。

→iPhoneを利用されている場合は[設定]の中の[パスワード]に、iPhoneを使って入ったサービスのIDとパスワードが溜まっていく仕組みになっています。


→Chromeなどのブラウザでパスワードをどんどん保管してくれる機能もありあります。ブラウザにアカウントをログインする必要があります(下の画像で右上の”ア”にある部分をクリックでログイン画面になります)。

保管されたパスワードは、Chromeのメニューから[設定]→[自動入力]→[パスワード]で確認することが可能です。



株式会社TACT

滋賀県 ITサポート パソコン修理 iPhone修理 パソコントラブル対応

iPhone修理 アイサポ栗東店 併設 https://www.iphone-support.jp/tenporitto/

▼対応地域

#栗東 #草津市 #守山市 #野洲 #湖南市 #大津市 #甲賀 #日野町

#パソコン #パソコントラブル #パソコン買い替え #パソコン修理 #パソコン購入 #パソコン相談 #インターネット相談 #ネットが切れた #ネットに繋がらない #インターネット #Wi-Fi #自作PC #ゲーミングPC #液晶画面 #液晶画面割れ #液晶画面交換 #iPhoneのバックアップ #iPhoneデータ救出 #iPhone基盤修理